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『アトピー性皮膚炎』についての質問一覧 - にいざわ皮ふ科

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『アトピー性皮膚炎』に関するFAQ

65 がいようくりーむという製品を自分のアトピー性皮膚炎に使っていた、30代女性です。強いステロイドが混入しているという新聞記事を読んであわてて中止し、幸い使用期間が短かったので何事も起こりませんでした。でも額や首が赤くかさかさで、ステロイドも怖いし、何をしていいのか不安です/2009年12月21日

 アトピー性皮膚炎は慢性化したり外見上のお悩みになるため、患者さんにとって不安はつきものです。しかし、民間療法やネットの情報、特効的な『治療法』に安易にとびつかないことをおすすめします。よくてもせいぜい趣味の範疇、中には治療どころか明らかに悪化させる民間療法まで混在していますので、どうか冷静に。もしもその治療が素晴らしいものなら、世界中から注目され、広がっていき、地球上からアトピー性皮膚炎はなくなるはず...ですが?この20~30年、あやしげな治療が数え切れないくらい出てきては消えていきました。一振で全てが解決する魔法の杖は、アトピー性皮膚炎の治療にはありません。
 ご自分のお肌を観察することから始めましょう。いま使っている化粧水や乳液は合っていますか?アトピー性皮膚炎の人にふさわしい商品と言えるでしょうか。額や首に発疹が治らない場合、かなりの率でシャンプーが犯人です。成分を見てください、ぞっとするほど添加物が入っているのでは?石鹸シャンプーのような、安全で無添加のものに変えましょう。帽子やネックレスが原因だった方もいます。
 ステロイド外用剤は、皮膚科の治療では最も一般的な薬です。たとえばアトピー性皮膚炎の顔の治療にロコイドというステロイドを使うことが多いですが、この外用剤は50年以上昔から、世界各国で、乳幼児にも使われてきました。効き目も、副作用の種類や頻度も、50年分のデータの蓄積があります。最初に使っていた子供たちは、すでに還暦世代(アラカン)です。つらい症状を乗り切るのに、正しい知識を持って、薬の助けを借りるのは決して怖いことではありません。落ち着いてきたら免疫調整剤プロトピックを、さらに安定したら普通の保湿剤へとシフトしていきますから、一生ステロイドのお世話になることはまずありません。
 世界各国で標準的に支持されている、普通の治療をなさってはいかがでしょうか。

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